竹尾
竹尾のペーパーショウ運営チームが、78人の識者関連の本を投入していきます。まず工藤恭孝さんが選ばれたこの本。今年のペーパーショウのテーマとも密接にリンクしています。例えば「『本を読みたい人』は減ってない」。そして「自分の本棚は僕たちにとってある種の『理想我』だからです」と。さてこのシェアシェルフは、「我」を飛び越えてどのような「理想郷」を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです。

上島明子 様（@kotonohamotute）

内田樹さんの本を読みたくて変えました。
村上春樹の真摯な取材に感じ入った本でした。
私にとって本は「世界」です。

小泉　様　（製本）

前から読もうと思っていた村上春樹の本があったので、思わず交換してしまいました。今回シェアしたいと思って持ってきた本は『はじめての手製本』という本で、製本に関わった思い入れのある本なので、他の人にも読んで頂きたくて持ってきました。

山岸俊之　様（写真・造形アーティスト）

『自分をいかして生きる』
若い人に常にすすめている本であり、これを機会にこのような会場にやってきた方に読んでいただくのは、私自身の思いに叶うことです。

『はじめての手製本』
より簡単な形で、自分の趣旨にそう写真集を作ろうと思っていたところなので、まことに良いタイミングでした。

asuimi　様　　（大学生）

前回来た時にこの企画を知り、今日知人とここに来る約束をしていたので、おうちで悩んでえらびました。私がラーメンズを人におすすめするなら"雀"をえらぶなぁと思って。この本を受け取る人にはぜひくすりと笑ってほしいです。(TAKEO PAPER SHOWのブックカバーをかけて読んで！)

本は、その場にいらしたすてきなおじさまにえらんでもらいました。この本を持っていた人は苦悩して人生を変えたのかな、というくらい年季が入っています。
すてきな本と人との出会いに感謝します。ありがとう

あちゅこ 様　　(社会人)

この秋はせつない、恋心を刺激される本が読みたい気分で、持ってきました。
対極にある、くすりと笑えそうな本と交換しました。

小比類巻蘭 様（パッケージデザイナー）

建築コンペの最終プレゼン内容がまとめられた本です。新しい建物が1つ出来上がるまでの過程をオープンにするという発想と、製本も"まだ未完成"と思わせるところが気に入っていました。
センチメンタルな気持ちになりたくて、唯川さんの小説と交換させていただきました。

たっつ 様　(デザイナー)

10年近く前の本ですが、インスタレーション・アートのお手本であり、善い入り口だと今も思います。
代官山プロジェクト、まさに現在進行形なので、楽しく拝見させていただきます！

カニエ・ナハ 様　(詩人)

『ウィルスちゃん』は、私が装幀した、暁方ミセイさんの第一詩集です。ここ、竹尾見本帖に通って、使用する紙を厳選しました。この本の出生地のひとつは、ここといえるかもしれません。
ダムタイプのファンで、この『Voyage』は持っていなかったので、嬉しいです。展覧会カタログはかっこいい装幀が多いです。