松下計
美味しい店を探すのはまず印刷物でチェックした後にネットで検証というのがいつものやり方。永遠にリストが更新されてゆくネット情報よりも何故かインクで清書してある情報の方が説得力がある。行きそうな店には付箋を貼る。店を絞り込むのもページをパラパラめくって比較する。情報を一望できないネットはまだこうした事は出来まい。カレー好きが高じてカレーパーティーをした時の写真など挟み込んでおける。これも本ならでは。

上島真一 様

この本は、昨年、長野県伊那市高遠で開催された（私も関わっている）「高遠ブックフェスティバル2010」において、フェスの企画・運営を行う、作家の北尾トロさん達から依頼されて製作したものです。
柿木原政広さんのデザインで、様々な文庫本を同じ大きさや厚みにそろえた上で、丸背上製本に仕立て直した、原則「本の町でしか手に入らない特別仕様の本で」で、かなりレアものです。
作品の内容は、もの作りに関わる方々の心に響くであろう芯の強さのある物語です。

「究極のカレー」は、さっそくおいしいカレー店を食べ歩く参考にさせていただきます！

ao　様　（デザイナー）

たくさんたくさん楽しんだので、
また別の方に楽しんでいただけたらと
持ってきました。

“からくりからくさ”はまず製本の美しさにひかれてしまいました。

奥井希 様　（会社員）

自分の愛読書だからこそ、一度旅立たせてみたくなります。
自分自身のためにも。
誰か知らない人のもとへ、けれどきっと本が好きな人のもとへ渡っていくのであれば、私の価値観をゆるがした本にしようと思い選びました。
私はこの本を読むたびに「生きる」ことについて考えさせられます。

クラフト・エヴィング商會 様　

持参した本が『たましいの話』だったので、『メメント・モリ』と交換するのが順当と思いました。

菅野祐子　様　（エディトリアルデザイナー）

新婚旅行に行く当日、テンションを上げたくておもしろそうな本…ということで選んだ本。15時間の飛行機旅を共にした本です。一緒にスペインに行きました。内容は起承転結が面白く、一気に読んでしまいました。最後のドンデン返しには、とりはだが立ったほど。オススメの一冊です。

あえて普段読まなそうなものを選びました。これによって、私の本に対する意識も変われば…と思います。