原研哉
「DESIGNING DESIGN」は、スイスのラーズ・ミュラー・パブリッシャーズという出版社から刊行されたものだ。大手出版社とは異なり、デザイナーや建築家の名前で売るような姿勢ではなく、あくまで実が詰まり、吟味を重ねた内容が求められた。「作品集は必要ない。本を出すなら著者になるべきだ」と、ラーズ・ミュラーは言った。その言葉に奮い立ち、作品集の制作をやめてデザインの本を制作した。思い出深い本である。

kmn　様
母が30年前、学生時代に使っていた解剖学書です。
私達の身体はいつでも動いていますが、この本の中ではどのページでも身体の止まった一瞬だけが描かれていて、よく考えると不思議な感じがします。

さいとうゆか 様　　（書籍編集）

子どもを産み、育てることや
自分の死を予め準備することが
とてもぜいたくでクリエイティブだと思うようになりました。
そういえばこの本がきっかけかな、と
思い出して持ってきました。

交換させていただく本は、
知らないことがめいっぱい詰まっていそうだから！
古い本も好きだし。

Ryoko 様

どうやって豊かに暮らせるかと考えている時に「ユダヤ人大富豪の教え」を見つけたのですが、7月に父が亡くなってから、死ぬまでをどう生きるかが重要ではないかと思っていたところ「死をデザインする」に出会ったので、交換してみたいと思いました。

ニシジマ　様

秘宝館やろう人形館など、どうしようもないけど憎めない施設が好きなのですが、この本にはそれがたくさん載っています。国内で忘れられた場所を、僕以外の人にも知ってもらいたくこの度持参しました。
交換した本は、お金持ちになりたいので選びました。

鍵田真在哉 様　　（学生）

せっかくのイベントなので、一番大切にしている一冊を持ってきました。（なのでまた買うかもしれません）
宮崎流"生き様"に、たくさんのことを学ぶことができます。激アツです。

ナカノ 様　（学生）

持ってきた本は、学生時代にギンズバーグやケルアックが好きで読んでいたものです。禅とヒッピーという組み合わせがなんとも言えず、面白かったです。

交換した本は、映画はたくさん見たことがあっても、文章を読んでみたことがあまりなかったので興味をもちました。

東直子 様　（文筆業）

わけあって両親が育てられなくなった赤ちゃんのなずなを40代のおじさんやまわりの町の人たちがいつくしんで育ててゆくお話です。そんな赤ちゃんのようにこの本も旅をしてもらいたいな、と思いました。

『禅ヒッピー』、いったい何が書かれているのでしょう。とても気になります。

ボンヌ 様　（会社員）

食べることは読むことと同じ位、人の営みによりそっていると思う。おすすめの読書シチュエーションをかいたしおり（book pick orchestraのブックスケープしおり）付き。全部よみ終えていないので、続きは次の方に。

交換する本（『なずな』）は前々からよみたかった本です。

トキタナオミ 様　（書店員）

エッセイが好きです。1年365日の三時に何をしていたかがイラストと簡単な文で書かれているこの本、絵日記なのでパラッとめくった日を読む楽しみと、続けて読む楽しみとがあります。1日1頁なので分厚いです。質感も楽しめます。

『グルメのための文藝読本 』！
お腹が空いたらめくろうと思います。